24時間換気とは?

24時間換気(常時換気)とは、主にシックハウス症候群を防止することを目的に設置が義務付けられた換気機能のことで窓を開けなくても外気を室内に入れ、室内の空気を外に排出する仕組みを指します。

改正建築基準法が施行された2003年7月以降、全ての建造物に24時間換気を設置することが原則として義務付けられました。

文字通り24時間、365日換気を行うことでシックハウス対策には十分効果が発揮されますが、冬場には乾燥空気の流入や黄砂や花粉が飛散する季節には大気じんなどの流入などが考えられるため、こまめにフィルターの清掃を行ったり、加湿器、空気清浄機の併用などが必要となる場合も考えられます。

そこでロスナイセントラル換気システムといった住宅全体を24時間換気する熱交換換気システムを採用することでロスナイエレメントにより、換気の際に捨てられてしまう室内の暖かさや涼しさを再利用しながら換気を行ったり、約5~8割の熱エネルギーを回収でき、夏期・冬期の冷暖房負荷を低減し、省エネ換気が可能となります。

標準搭載の外気清浄フィルターにより、ホコリや花粉など10μm以上の粒子を約82%カットすることができ、またオプションで外気中の黄砂や大気じんなど2.0μm以上の粒子を約95%捕集する〈微小粒子用〉高性能フィルターも搭載可能です。

24時間換気量の計算方法は?

建築基準法では、下記の式によって計算した換気量以上の換気設備が必要です。

換気量〈m3/h〉=下表の換気回数〈回/h〉×居室の床面積〈m2〉×天井高さ〈m〉

居室の種類換気回数
住居の居室等0.5回/h以上
上記以外(非居住等)0.3回/h以上

最新情報をチェックしよう!

換気とは?の最新記事8件