コロナ対策における換気設備の有効性を考える

正しい換気とは?

換気をしないとどうなるか!?

換気をしないといったいどうなるのか見ていきましょう。 CO2(二酸化炭素)濃度が上昇する 換気をしない状況が続くと人間やペットなどの動物が排出した二酸化炭素の量が増えCO2濃度が高くなります。 CO2濃度が高い状態が続くと酸素不足となって息苦しさや頭痛や集中力・思考力の低下につながる可能性があるため大変危険と言えます。 またガスや石油ストーブなど開放形の暖房器具を使用した場合、一酸化炭素中毒を招く […]

換気口(給気口、通気口)の役割は?

よくマンションやアパートなどで換気口(給気口)と呼ばれるものがあります。 この換気口は部屋の内側と外側とをつないでいて、夏は暑い外気が入り込み、冬は冷たい外気が入り込んで、ちょっと閉じたいな⁉️と考えたことがあるのではないでしょうか。 実は、室内の空気をきれいな状態に保つため、非常に重要な役割を果たしているのです。 近年のマンションなどでは気密性が非常に高く自然換気がで […]

換気設備の耐用年数は?

居間の換気扇やトイレの天井扇、キッチンのレンジフードファンなど換気設備機器の耐用年数はどれくらいなのでしょうか? およそ15年を目途に交換、更新をおすすめします。 特にダクト用換気扇の内部は外観上は問題ありませんが、内部はホコリ蓄積などにより、換気性能が著しく低下。換気能力を確保するためには、7~8年で交換・増設あるいは分解清掃などの対応が必要です。 またメーカーなどが保有義務を有する換気機器に使 […]

24時間換気とは?

24時間換気とは? 24時間換気(常時換気)とは、主にシックハウス症候群を防止することを目的に設置が義務付けられた換気機能のことで窓を開けなくても外気を室内に入れ、室内の空気を外に排出する仕組みを指します。 改正建築基準法が施行された2003年7月以降、全ての建造物に24時間換気を設置することが原則として義務付けられました。 文字通り24時間、365日換気を行うことでシックハウス対策には十分効果が […]

必要換気量とは?

必要換気量の求め方は、部屋の種類や用途などにより異なりますが、大きく分けて建築基準法に定められる方法と、部屋の必要換気回数から求める方法、室内の汚染進度から求める方法などがあります。 1.建築基準法による計算方法 ※上式の「20」は20(m3/h・人)の意味ですが、この根拠は成人男子が静かに座っている時のCO2排出量に基づいた必要換気量です。 ※1人当りの占有面積が10(m2)を越える場合は、10 […]

換気の種類は?

換気設備の種類は大きく分けて3つあります。 3つとは【第一種換気・第二種換気・第三種換気】です。 1.第一種換気 排気も給気も機械(換気扇など)で行う方法 排気量と給気量のバランスがとりやすいため出入口からの外気流入などが比較的防止できます。 店舗や居住空間などに幅広く採用されます。 2.第二種換気 給気のみ機械で排気は自然(窓や換気口)で行う方法 室内を正圧とし他の場所からの汚れた空気の侵入を防 […]

そもそも換気とは何か?

換気とは、部屋の中の空気と外の空気を入れ換えること、つまり部屋の空気(汚染物資など(人間に対して悪い物))を部屋の中から外へ出し(排気)、外から新鮮な空気を入れる(給気)ことです。 近年のコロナ禍で、換気に対する関心が非常に高まりこの排気と給気の換気設備の重要性が見直されています。 排気(EA:Exhaust Air) 内部の汚れた空気を外へ除き去ること。 簡単に言えば、換気扇のスイッチを入れて運 […]

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