換気口(給気口、通気口)の役割は?

よくマンションやアパートなどで換気口(給気口)と呼ばれるものがあります。

この換気口は部屋の内側と外側とをつないでいて、夏は暑い外気が入り込み、冬は冷たい外気が入り込んで、ちょっと閉じたいな⁉️と考えたことがあるのではないでしょうか。

実は、室内の空気をきれいな状態に保つため、非常に重要な役割を果たしているのです。

近年のマンションなどでは気密性が非常に高く自然換気ができないということがあり、そのため一軒家などで基準を満たした家の場合以外は24時間換気設備が必須で、浴室やトイレ、キッチンなどで排気をしながらこの換気口から新鮮な外気を室内に取り入れる必要があります。

窓上部に換気口が付いている場合は、つまみをスライドさせて開状態にしてください。

窓を閉めたまま室内の換気が可能です。

また換気口(給気口)を掃除しないままでいると、大きく分けて2つの問題点が発生します。

一つは換気口(給気口)のフィルターの目が詰まると、砂やホコリ、花粉、黄砂、排気ガス、煙などがそのまま室内に入ってきてしまう点です。

フィルターの目が詰まることで、外気に含まれる好ましくないものが室内にそのまま入ってきてしまうため、換気口(給気口)、およびその周辺が汚れて黒ずみます。

もう一つは、換気機能の低下です。換気口(給気口)のフィルターが目詰まりしてしまうと、外気をスムーズに取り込めなくなり、換気機能が低下することで湿度が高い状況が続き、カビが発生しやすくなるといった問題に発展することもあります。

このほか、家具や日用品が原因で発生するシックハウス症候群に繋がる恐れもあります。

こういった問題があるため、換気口(給気口)はできるだけ清潔な状態に保つよう心がけましょう。


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